住宅ローンについてあまり知らないままローンを組む人が近年増えています。 何千万円という金額のものにもかかわらず、比較検討することなく、業者の言うことを鵜呑みにしてしまっているのです。 これはいったいどうして起こってしまうのでしょう。 これにはやはり「欲しい」という欲求が強すぎることが影響しているように感じます。 綿密な計画を立てるよりも、その家を購入して、住んでいる自分の姿を想像すると、多少無理があっても業者から「大丈夫」といわれると「大丈夫だろう」と思ってしまうのでしょう。 しかし、現実は思ったよりも厳しいことがほとんどで、ローン返済が遅れてしまう人が多くなってきています。 金利1%の住宅ローン?キャンペーンなどで言われている「金利1%」という数字は、大部分が1~3年の間だけの固定金利です。 金利の水準はだいたい2~3%ですから、3年後には金利は市場金利に戻ってしまうわけです。 しかも、その金利が何%になるかは予測できません。 つまり、1%金利にはこうした「金利上昇リスク」が内包されているといえるのです。 近年、住宅金融公庫が2006年に廃止されるということを受けて、多数の業者が客取り合戦といいますか、競争を激しく繰り広げています。 競争が起こることで、優良なローンを提案してくれるところもありますが、逆に長期的に見ると割高なローンを提案するところもあるのです。 今後、それらの中から自分自身の目で「どこから借りるのか」を決められるように、住宅ローンに関する知識をつけ、比較検討できる能力が必要になってくるのではないでしょうか。 住宅ローンの知識を蓄えるまずは最低限の知識を得ましょう。 私もゼロからこのサイトを作ってますので、出発点はあなたと一緒です。 最低でも2~3冊は読んでおきたいところです。以下はお勧め本、および、当サイトでも参考にさせていただいている書籍です。 「住宅ローン125相談例集」などのたくさんの住宅ローン関連書籍が出ています。 また、「あなたの住宅ローン診断ソフト」といった、住宅ローン計算してくれるコンピューターソフトも出ています。 最低限の知識がないと、相談をしにいっても、肝心なところがどういった部分なのか?といったことをつかむのに時間がかかってしまいます。 ですから、基礎知識が必要なんですね。 「住宅ローン」賢い人はこう借りる! posted with amazlet on 07.05.16 マネーカウンセリングネットWealth PHP研究所 (2004/12/16) 売り上げランキング: 83143 おすすめ度の平均: 借りる前にぜひ読んで欲しい一冊です家とお金と人生の哲学 わかりやすい実用本です
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専門家に相談する基礎的な知識を得たとしても、やはり専門家ほどの知識をつけるのは難しいです。 恐らくあなたは初めて住宅ローンを借りるか、もしくは多くても1~2回目の借換えでしょう。 ですが、専門家の方はそういった事例を比べ物にならないくらい経験しています。 また、あくまで「相談」という中立的な立場ですので、不動産業者が紹介するような紹介はしません。
SBIモーゲージは、住宅ローン説明会セミナーなどもやっています。 SBIモーゲージは経験豊かなプロのコンサルタントが、約500種類の金融商品の中から比べて、ピッタリの商品を無料でアドバイスしてくれます。 ただ、SBIモーゲージ借り換え相談は、あくまで借り換え時のサービスで、新規借り入れに関しては受け付けていません。 そこで、新規借り入れの相談でオススメしているのが、楽天のフラット35です。 楽天のフラット35の良いところは、なんといっても「金利が全期間固定で低金利」という点です。 この点も、当サイトで情報を得たあなたならフラット35のよさがわかっていただけると思います。 さらに、楽天のフラット35は手数料がかかりません。 これだけの条件がそろった住宅ローンというのはなかなかないと思います。SBIモーゲージとフラット35の金利は同じですが、手数料がかからない分、楽天のフラット35の方がお勧めです。住宅ローンは高額なので、手数料も当然バカにできませんから。 住宅ローンに関して、どこにも相談をせずに不動産会社の言うがままにローンを組んでしまう方がいますが、大変危険です。 専門家に相談をして、リスクを最小限にしてから借りることをお勧めします。 出来れば数社、相談をしてみて、自分に合った所を見つけ出すのが一番でしょう。 住宅ローンは最低でも何千万円という大金であり、30年以上にも及ぶローンです。 慎重に、知識をつけてからローンを組みましょう。 【住宅ローン会社比較解説】 |